ペット葬儀後の問題~遺骨の供養方法とは~

亡くなったペットの火葬方法【費用や方式の違い】

ペット葬儀後の遺骨はどうする?~火葬方法によっても決まる~

長年連れ添ったペットを亡くしてしまうと、誰でも落ち込んでしまうものです。しかし、ペットの冥福を祈るためにも、きちんとした葬儀を行なう必要があります。近年では火葬によるペット葬儀が主流ですが、火葬後の遺骨はどうすればよいのでしょうか。

ペット葬儀後の遺骨をどうするかは「自分の意思」で決める

ペットの遺骨

一昔前では、ペットが亡くなった場合、そのまま土に埋めてしまうか、火葬をして骨を山林などに埋めることが行われていました。しかし、こうした方法は現代ですと不法投棄法や迷惑条例などに抵触するため、行なう人も少なくなりました。そこで最近では、ペットを人同様に火葬して弔う方法が主流になりつつありますが、火葬後の遺骨はどこに安置するべきか悩む人も多いでしょう。ペットの火葬を希望した人の多くは、ペットを供養してくれる霊園が管理する納骨堂へ遺骨を預けるか、自宅に骨壷を安置しています。しかし、こうした方法は正式な方法として定められているわけではありません。どのような方法が正しいのか、ということはまだきちんと確立していないので、供養の方法は最終的に自分の意思で決める必要があるでしょう。

遺骨は自宅に持ち帰る人がほとんど

ペット葬儀を依頼した八割の人は、遺骨を自宅へ持ち帰るという選択を行なっています。理由はさまざまであり、ペット霊園などが近くにない場合や将来的に人と同じお墓に入れたいと考えている場合、またはペットと離れがたいために遺骨を自分で保管していたいと考える場合などが主となっています。他にも、近年主流となっているペット用の移動式火葬車が普及していることも要因として挙げられます。移動式火葬車でのサービスは、遺骨をそのまま依頼者へ返してしまうため、なんとなくそのまま保管してしまっているという人が多くいるのです。

ペット葬儀社に頼む?それとも自宅に置いておく?

ペットの遺骨を安置する場所として、それぞれ合同供養塔や個別墓地、納骨堂やペット用仏壇が挙げられます。以下にそれぞれの特徴を簡単に記載しています。

合同供養塔
合同供養墓とは、簡単にいえばたくさんのペットを一つのお墓で供養する、共同墓地のようなものです。個別で供養することができないのが難点ですが、費用が安く管理の手間も掛からないのがメリットとなります。
個別墓地
個別墓地は、人のお墓のように、一定の敷地にお墓を建てて供養をする方法です。埋葬する場所の費用や墓石の費用などが掛かるため、高額な費用が必要となります。しかし、きちんとしたお墓を作ってあげられるとして、依頼する人は多くいます。
納骨堂
納骨堂への埋葬は、ちょうど合同供養塔と個別墓地の中間にある埋葬方法といえます。個別墓地をよりも埋葬に掛かる費用は安く、さらに合同供養塔とは違い自分のペットへ個別に供養することができるのです。納骨堂は、霊座と呼ばれるロッカー式の棚に骨壷を納める方法です。タイプやサイズなどは霊園の納骨堂ごとに異なります。また、納骨堂では永代供養はされないため、一定期間を過ぎると合同供養塔へ埋葬されます。
ペット用仏壇
ペット用仏壇は、ペットの生前の写真が入っている小型の仏壇です。仏壇内部に骨壷を置いておけるペット供養棚があるため、骨壷を安置することにより自宅で供養し続けることができます。他の供養方法に比べて安価ですが、部屋で場所を取るなどの問題もあります。

4つの火葬方法~火葬方法で遺骨をどうするか決められる~

ペット葬儀での火葬方法は4つあります。それぞれ費用や。それぞれ費用や内容は異なるため、葬儀の依頼を考えているなら葬儀ごとの特徴を把握しておきましょう。

合同火葬
合同火葬では、他の家で飼われていたペットと合同で火葬を行なう方式です。遺骨が混ざってしまうため、個別で返骨されることはありませんが、葬儀の費用は最も安くなります。合同火葬では、火葬をしている最中に立ち会うことができません。そのため、火葬後に遺骨がどこに埋葬されるか、前もって葬儀社に訊いておく必要があります。
一任個別火葬
一任個別火葬とは、合同火葬とは違い個別で火葬を行ないます。ただし、火葬は全て葬儀社に「一任」することになるので、立ち会いのもと火葬や拾骨を行なうことはできません。費用は合同火葬よりも高く、立会個別火葬よりも安い価格となります。
立会個別火葬
立会個別火葬は、依頼者立ち会いの元火葬を行なう方法です。葬儀場での火葬を行ない、依頼者の手で拾骨を行なうなど、人とほとんど変わらない方法となります。遺骨は依頼者の手元へ返されるか、霊園や納骨堂へ納めて供養されることとなります。
訪問火葬
訪問火葬とは、火葬車と呼ばれる車を使い訪問先で火葬ができる方法です。連絡をすればすぐに現場まで赴き、立会個別火葬よりも安く利用ができるのが利点です。火葬をした後に残った遺骨は、霊園に埋葬するか、返骨するかなどいくつかの選択が可能です。また、この火葬方法の注意点として、火葬時に煙や匂いが周辺にまで及ぶことがあります。悪徳業者も多いので依頼の際はきちんと話を聞きましょう。